毎月せっせと資産形成して余裕資金で資産運用をしている、くまさんですww
菅総理大臣が就任していろんな政策を出してますが2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにするカーボンニュートラル(出す量に対して吸収する量が上回る)を目指す、ってのが何かと話題になってます。
株式市場ではそれ関連の銘柄が賑わってますが、再生可能エネルギー関連もそれ相応に話題になってますので、個人的に調べました。
※具体的な数値や企業名などソースが分かるものは出していますがあくまで正確性は担保出来ませんのでその点はご承知ください。
興味を持って調べたのは風力発電についてです。
電源構成で2017年度は1兆600億Kwhが2030年度で1兆650億Kwhにしたいとあります。
2017年度は再生エネルギーは16%、2030年度は22~24%に高める計画のようです。このうち風力は0.6%から1.7%程度の見込みになっています。
再生エネルギーに占める割合で風力は非常に少ないことが分かります。
2030年度には再生エネルギーを電源構成比で1/4の25%程度に高めようと考えてることは見て取れます。
【エネルギーミックス実現への道のり】において再生エネルギーの進捗状況も
示されています(上図参照)。
この表から分かるのは国として電源構成としては原子力を20%台にすること、火力全体を56%程度にすること、再生エネルギーを24%程度にすることです。
進捗が一番進んでいるのは中小水力で約86%、遅れている(発展余地がある)のは
風力・地熱の約37%となっています。
※菅総理大臣の風力発電で原発10基分=10GW=1000万Kwはこの表からも裏付け。
では、うちが注目している?風力発電ですが恐らく他の方が詳しく解説してくれてると
思うので、ざっくりと思うところを・・・。
風力発電には2形態があります。
1.陸上風力発電
2.洋上風力発電(着床式・浮体式)
このうち国が進めているのは洋上風力発電になります。
洋上風力発電で着床式は欧米でも実績がありますが、浮体式は実績が少なく実証実験が
進められているのが実情です。
着床式のほうが実績もあり設置のハードルは低いですが日本の海は遠浅が少ないこともあり、浮体式に注目しています。
基本的な風力発電における部材は・・・・
1.風車基礎部材(タワー・ブレードなど)
2.増速機・ブレーキ装置
3.発電機
4.変電施設・送電設備
になろうかと思います。
風車基礎部材などは実績のある欧州やコスト面で韓国が先行しています。
国内の風力発電においては群雄割拠状態で乱立しているというのが実情かと。
スーパーゼネコン(大林・大成・清水・鹿島・竹中)でも施工例はありますし、
今の限られた情報や噂・思惑などが入り乱れを考慮すれば風力発電銘柄に関しては
【広く浅く】・【まんべんなく】銘柄を選択するのが良いとうちは思います(1極集中は外れたら大ダメージ)。
【建設関連】
陸上風力・着床式風力ではやはりゼネコンの出番が必要になります。
洋上風力発電設備の施工にSEP船を五洋建設+鹿島と大林+東亜建設工業、清水建設で
建造中とのことです。
4大スーパーゼネコン
1801 大成建設:3,555円
1802 大林組:924円
1803 清水建設:768円
1812 鹿島建設:1,413円
1860 戸田建設(準ゼネコンも出番はありそう):733円
1890 東洋建設:463円
1893 五洋建設:931円
9755 応用地質:1,280円
【風車基礎部材】
浮体式は三井、日立造船が実績があり、大型建造物になる傾向のため大型クレーンや
溶接技術を持つ造船関連は受注が大きいと思います。
ブレードは日立製作所の子会社で実績あり。
6269 三井海洋開発:2,063円
6501 日立製作所:4,321円
7003 三井E&Sホールディング:378円
7004 日立造船:679円
【発電機】
6501 日立製作所:4,321円
7013 IHI 持ち分法にJMUがあり基礎部分にも絡んでます:2,081円
【変電設備・送電設備】
1942 関電工(東京電力系):901円
5801 古河電気工業:2,925円
5802 住友電気工業:1,488円
9501 東京電力:301円
9506 東北電力:875円
【風力発電関連銘柄】
9513 J-POWER:1,695円
9519 レノバ:4,765円
※銘柄名の後ろの数字は2021年1月8日時点の株価です。
また、銘柄推奨でもなく、あくまでうち個人の考えによって選んでおります。
参考にするのは自由ですが投資はあくまで自己責任ですよ。
開示情報:うちは清水建設・日立造船・レノバに投資を行っております。
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